しばらく更新ができなかった。
昨年12月にブログ用のPCを交換する旨投稿したが、その後色々検討した結果
NAS上にブログ用サーバー(WordPress)を作る事にした。
その結果しばらく更新ができなかった。
NASはSynology DS218jでオークションで安く手に入れたものだ。
ネット上には構築過程が沢山出ているが、これがなかなか決め手が無く解決に2週間以上掛ってしまった。
構築の条件は
  1.WindowsPCのXAMPPで構築した今までのデータを全て引き継ぎたい。
  2.外部からはドメイン名だけでアクセスできること。
  3.SSL(ネット上で暗号化して送受信する安全なシステム)でアクセスできること。
SynologyのNASにはWEBサーバーのパッケージが提供されているが、これをそのまま使うとドメイン名でアクセスできないような事が散見されている。
実際にやって見たがどうしてもwww.babbo.jpでは開かない。
そこでSynology提供のWordPressではなく本家で提供しているものをダウンロードして使うことにした。
この手順もネット上にいくつか投稿されているが、そのままやったのではできなかった。
参考にはさせてもらったが解決はTry and Errorの繰り返しで時間がかかってしまった。

忘れない内に記録しておこう。
過去の投稿データを「UpDraftPlus」というバックアッププラグインを使ってバックアップを取っておく。
SynologyNAS(以下NAS)で【Web Station】、【Apache】、
【PHP】、【MariaDB】、【phpMyAdmin】をインストールしておく。
これが済むとNAS上に「web」と「web_packages」のフォルダが作成される。
本家からダウンロードしたZIPを解凍しNAS上の「web」フォルダの直下にwordpressのまま置く。
【phpMyAdmin】を起動してデータベースを作成する。
  Windows版と同じ名前(babbo_db)で作っておく。
【Web Station】のwebサービスポータルで仮想ホスト(www.babbo.jp)を作成する
  仮想ホストのBackEndにwordpressフォルダを指定
    (web/wordpress)ここが重要!!!
  同上からスクリプト言語の設定から作成で仮想ホスト用のスクリプトを作成する
パッケージ版だと自動的に「web_packages」フォルダの下にwebフォルダが作成されていて、これが将来ドメイン名だけのアクセスができない要因のようだ。
次にこれも重要!!!
web/wordpressフォルダにはwp-config.phpファイルが存在しない。
  sampleファイルがあるのでこれをコピーして編集する。
  このファイルは初期設定をする時に必要でこれが無いとエラーが出たりデータベースに
  接続できなかったりする。
phpMyAdminで作成したデータベース名、ユーザー名、パスワード等を記入して
  wp-config.phpの名前で保存。
初期設定に入る
  http://172.16.2.200/wordpress/wp-login.phpを
  開くと初期設定画面に入れる
無事に管理画面に入れたらバックアッププラグインのUpDraftPlusを追加する。
  Windows版のバックアップファイルをアップロードして復元をする。
以上で完了だが、一部画像が表示されない不具合がある。これはプラグインのSearchRegex
  を追加してwww.babbo.jp/wordpress部分を全てwww.babbo.jp
  だけに書き換えればOK。
最後にSSL化
  Let’s Encryptから証明書を発行してもらい(易しい)証明書の【設定】【構成】で
    www.babbo.jp:80/443にbabbo.jpを選択保存すればOK。
  WordPressの管理画面でもSSL化をしなさいというようなメッセージが出るので
    OKすればよい。


いやー!!! これがなかなか進まなかった、難しかった!!!!!
今やっとできた!!!、、、と、思う。しばらく様子を見てみる。