最近見たTV番組で思う事。
アメリカ人の医師で診療科目は「総合診療医」との事。別名「掛かり付け医」で、一般の個人患者が医者に掛かりたい時に最初に訪れる医者。
ここで病気の内容を判断して専門医を紹介する方式。私が一番居てほしい医者だ!
日本の医療では先ず「病名有りき」、自分で病気を判断してそれらしい病院へ行く。ほとんどの医者は患者から言われた病名を元に(もちろん診察はするが)注射や投薬をしている。

一例、私はもう十年来足の指が痛かったり痺れたりしている。何度か総合病院も含めて診察をしてもらったが良くならない。
受付に行って症状を話すと「それではこの診療科に行って下さい」と言われて行くが、受付の人は何の根拠が有って診療科目を判断しているのか?(ま、経験値かな?)。
ひどいときの話、ある総合病院でいつもと同じように症状を話すと「整形外科」へ行けとのこと。
待合所で暫し待つ、呼ばれて先生に挨拶、1分くらい症状を聞いて(患部を見もしない)レントゲンで腰回りを撮影後、脊椎の圧迫骨折が原因だと言われ処方箋をくれ診察時間は5分もない。
3回同じ先生に掛かったがいつも1分くらいの診察で投薬のみ。3ヶ月通ったが痛みは全く変わらず。
最後に「もう結構です」と言って投薬を断ったらびっくりして私を見つめた。患者から診察を断られた事などないのだろう。

整形外科医だから他の病名など考えもしないのだろうか?

痛みや痺れは相変わらず続いている。

冒頭に書いたように受け付ける時にもっと専門の医者がいて症状を聞いて判断できるシステムが有ればなーとつくづく思う。