昨夜は7時から「時代屋の女房」、9時から「リバー・ランズ・スルー・イット」を見ていた。いずれも古い名作。
途中でIからのLINEでショーン・コネリーの死を知らされた。
大好きな俳優である。
最初にスクリーンで見たのは1962年暮れの「史上最大の作戦」のちょい役で1分くらいの出番。ちょっと猿に似た顔で印象深かった。次に見たのが半年後の「007は殺しの番号」でこれが007の始まり。B級映画だったが面白かった。翌年には彼の007役では最高傑作の「ロシアより愛をこめて」。これは面白かった。特にロバート・ショーとの列車内での格闘シーンは今まで見たこともないような迫力だった。
その後の007は今思い返せば駄作が多かったように思える。底抜けに明るく、悩みなどは全く無いスーパースパイ。もの珍しい小道具とボンドガールに頼った作品で、今のダニエル・クレイグの悩みを抱えた役とは全く違う。
でも何故か全部見た。当時は面白く思えた。
007以外では「風とライオン」、「オスロ国際空港」、「遠すぎた橋」、「エントラップメント」、「アンタッチャブル」、「ロビンとマリアン」、「薔薇の名前」、「インディ・ジョーンズ」、「レッド・オクトーバーを追え」、「ザ・ロック」等々のお気に入りの他ほとんどの作品を見たとおもう。特に年をとってからの役が良い。

netflixで又見直そう。勝手に冥福を祈る。